事業は順調、先は見えている、しかし、人と組織がついてこない・・・
会社経営は「事業」と「組織」の両面を成長させていく必要があります。
しかし、多くの経営者は「事業」を伸ばすことに焦点が当たり、「組織」を理想に近づける取り組みができていないのです。
経営者の悩みの多くは、事業をどうするかよりも、人や組織をどうするかなのです。
なぜそうなるかというと、どういった組織が本当に理想かということに着眼しないまま、
「ピラミッド型のトップダウン経営で社長が決めたほうがいい」
「社員が増えたら人事評価制度を作ったほうがいい」
「経営計画を立て、ルールを定めたほうがいい」
「社員との飲みニケーションを増やした方がいい」
「理念やビジョンをつくり、社内に浸透させたほうがいい」
などといった書籍やセミナーで得た情報、コンサルティング会社から教えられた表面的やり方をただ取り入れるため理想の組織にならず、翻弄されてしまうのです。
実はレガシード社もこれまで、世の中の様々なアイディアを取り入れ、試行錯誤しながら組織を変革してきました。
しかし、残念なことに理想の組織にはなりませんでした。
教科書通りの組織ではなく、本当に理想の組織を思案する
組織の理想の状態とは、
「社長がいなくなったとしても、永続発展する組織」になっていることです。
そのためには、一人一人の社員がオーナーシップをもち強い信頼関係で結ばれオープンマインドで心理的安全性が保たれている必要があります。
さらには、一人一人がパフォーマンスを発揮し、業績が伸びるのはもちろんのこと、創造性が発揮され、イノベーティブで未来の可能性が拓けている組織で優秀な人材が魅了される状態です。
当社では、世の中の当たり前を脇に置いて、理想を果たすために何をしたらいいか追求した結果、「Rainbow Star」という独自の7policy、21waysを策定し理想の組織の在り方を定義し、施策に落として運用しています。
その結果、業績も、エンゲージメントも高くなり、創業9年、新卒入社8割、平均年齢27歳の組織でありながら、年商は10億円(粗利益87.5%)を超え社員一人当たり年間付加価値額は全社平均の2.5倍の生産性です。
今では、人材の採用も社長が最終ジャッジはしません。
経営方針発表会の構成、パワーポイントも社員がつくります。
社員の給料は社長と役員、幹部で協議をして決めます。
会議の進行は社長がしませんし、決定権も社長一人にありません。
社長が営業やクレーム処理に出ることも殆どありません。
私はこれまでに1000冊以上の書籍を読んできましたが、社長がいなくても会社がいい状態で回り、社長がやる以上に会社が発展するノウハウを具体的に体系的に示されたものはありませんでした。
そこで私なりに社長である自分のメンタルモデルを進化させ、社員主導の理想の組織にしていくために実践し効果が出た9ステップを本セミナーではお伝えさせていただきます。
Step1 「判断・決定」から「委譲・共有」に社長の仕事を変える
Step2 「クローズにされた情報」から「オープンにされた情報」にする
Step3 「ルール=MUST・SHOULD」から「ルール=NEEDS・WANTS」にする
Step4 「信用=CREDIT」から「信頼=TRUST」の文化を醸成する
Step5 「評価される人事制度」から「協議できる人事制度」にする
Step6 「社員との飲みニケーション」から「社員との定期的1on1」を実施する
Step7 「統制型アウトサイドマネジメント」から「内省型セルフマネジメント」の仕組みにする
Step8 「経営者の会社」から「社員の会社」にする
Step9 「キャリア人材」から「プロパー人材」を幹部に抜擢する
社員の主体性を引き出すことは重要だと、頭では分かっているが任せられない
社員数も増えてきて、社員主導型の組織にする必要があるのは頭では理解できている。
しかし、実際には以下のような状況になってしまうのです。
✓ 結局は自分がやった方が良いと思い、社員に任せきれない
✓ 口では社員に任せると言っているが、最終的には口出ししてしまう
✓ 若い人の個性や多様性を活かすマネジメントが分からず、任せても成果に繋がらない
✓ 社長との考え方がズレていて信頼できていないのに、役職や権限を与えている
社員主導型組織への転換は、経営者の葛藤の上に成り立っており、優秀な社員とその社員のパフォーマンスを引き上げるマネジメントの仕組みが両立できていないと実現が難しい組織スタイルです。
しかし、短期的視点ではなく、中長期視点で事業を成長させ、組織を躍進させていくには、社員主導型組織への転換は避けては通れない選択肢でもあることも事実です。
社員主導型の組織に移行するには、同時に5つの条件を整える必要がある
①マーケティング・セールス・プロダクトの型化・方程式化
②入社3年以上の優秀なプロパー人材の存在
③行動指針、ルール、言語定義などズレない文化醸成
④潤沢な資金(年間粗利益額相当の手持ち資金)
⑤「自分がやらない」という社長の覚悟
この5つは、会社の中に「余裕」をつくることに繋がります。
まさに、時間的、空間的、金銭的、精神的な余裕です。
余裕がある状態の方が、社員主導型に移行しやすく上手く機能しやすいのです。
ですから、先ほど紹介した9Stepを実施しながら、5つの条件をいかに整わせるかも今回のセミナーではお伝えします。
今回のセミナーが、貴社の組織づくりにおけるターニングポイントになることをお約束します。
セミナー終了後は、やりたいことや、やるべきことが頭の中に駆け巡り、貴社が益々よりよくなることを確信していただけるはずですので楽しみに当日をお迎えください。
本セミナーで得られること
・組織課題の根源は、社員にあるのではなく、社長にあるということの発見
・社員主導型組織にするための発想転換法と具体的な施策出し
・社員主導型組織に移行するために整えるべき課題や手順の整理
・理想とする組織の在り方、経営者として在り方の具体化、言語化 など
開催概要
開催方法:オンライン(ZOOMにて配信します)
参加費:無料
参加対象:経営者・経営幹部
※フリーランスの方、競合他社(経営コンサルティング / 人材業界)の方、企業の経営実態がHP等で確認できない場合のご参加はお断りしております。
登壇者
株式会社Legaseed
近藤 悦康
1979年岡山県生まれ。「はたらくを、しあわせに」を理念に、新卒採用を切り口に組織を変革する人事コンサルティング会社Legaseedを創業。年間17,000人を超える学生が応募する人気企業に。2022年度の楽天みん就調べ人気インターンランキングではコンサルティング業界で1位を獲得。これまで650社以上の組織変革を行い、延べ70,000名にセミナーを実施してきた人事コンサルタント。 オンラインでも同時に1,000名以上に対して講座を開催。「クローズアップ現代」「ワールドビジネスサテライト」「会社の星」などの多くの番組にも出演している。
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